台北「龍山寺は恋愛のパワースポット」参拝方法&周辺散策

台湾の人々は信仰心が熱く、旅行中に多くのお寺を見かけました。そんな中、女性に特に人気なのが恋愛の神様「月下老人」です。神様にお願いをしながら三日月型の聖杯(ジャオベイ)を投げ、表と裏のセットになれば運命の赤い糸」のお守りをいただく事ができます。

赤い紐を大切に保管していると「運命の人に出会える」とも言われていますが、こればかりは断言できないので参拝方法だけ紹介いたします。

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龍山寺の参拝方法

龍山寺から徒歩5分ほどのホテルに宿泊した事もあり、多くの観光客が訪れる前のAM8:00に龍山寺に訪れました。境内では地元の人々が熱心にお経を唱え、そのお経を聞いているだけで、何とも心地よい気分になりますね。


台湾の人々は何かあると老若男女問わず、参拝に訪れると言われています。思い思いの場所でお経を唱えている姿を見ていると、日本以上に信仰心が生活に根付いているようです。

しかし、熱心な姿を見るたびに、改めて観光気分だけで訪れるのは失礼になる事を実感。参拝方法だけは事前に予習しておいた方がいいですね。

ちなみに龍山寺は門をくぐり右側の「龍門」から左足で入り、左側の「虎門」から帰りましょう。この時、敷居を踏まないよう注意してください。

今回はしっかり参拝するため入口の売店で太いロウソク2本(20元/約76円)を購入。ロウソクを購入したので、お線香は無料で3本いただけました。

購入したロウソクは左右にロウソクの台があるので、それぞれに立たせます。ちなみにロウソクの火は、台にあるロウソクからもらいましょう。

参拝客が多いためロウソクの台は直ぐに一杯になり、立たせる所がなくなってしまいます。しかし、ロウソクを数本の束にまとめて立たせる担当の人がいるので、少し待つと場所が空きます。

自分が立たせたロウソクが直ぐに抜かれるのは切ないけど、多くの人が参拝に訪れるのでしょうがないですね。

次にお線香に火をつけてから頭の上に掲げ、3回お辞儀をします(この時、心の中で名前、住所、生年月日、お願い事をしましょう)

お願い事が終わったら、背後の香炉にお線香を1本入れ、次に本殿前の香炉にお線香を1本入れ、本殿の右側(反時計回り)よりそれぞれの神様に参拝し、残りのお線香を香炉に入れます。




月下老人に恋愛相談してOKが出たら赤い紐をもらいましょう

月下老人の廟に赤い三日月方の聖杯(ジャオベイ)があるので、参拝後「赤い糸をもらっても良いですか?」と心の中で祈り、2個の聖杯を両手で挟み床へ落とします。

「表面・裏面」と出れば赤い糸をいただけます。チャンスは3回までなので、3回の内、「表・表」「裏・裏」と1度も「表・裏」の組み合わせが出ない時は、赤い糸をもらう事ができません。


月下老人の参拝方法

  1. 手を合わせ「名前・住所・生年月日・お願い事」を心の中で唱える
  2. 片思いの相手がいる場合は、相手の事を心の中で詳しく説明する
  3. 赤い紐をもらっても良いか赤い聖杯を床へ落とす
  4. 「表・裏」の組み合わせが3回の内、1度出れば赤い紐を貰えます
  5. 袋に入った赤い紐を香炉の上で3回まわす
  6. 赤い糸のお礼を言ってから財布などに大切に保管しましょう

台湾のおみくじは無料だけど神様のOKが必要

台湾のおみくじは無料で引く事ができます。ただし、神様から「おみくじを引いてもいいよ!」と許可をいただかないといけません。




おみくじの引き方

  1. 2個の聖杯を両手で挟み「名前・住所・生年月日・お願い事」を心の中で唱えます
  2. お願い事に関するおみくじを引いても良いか心の中で聞きながら聖杯を床に落とす
  3. 「表・裏」の組み合わせが出れば、おみくじを引いても良い合図です
  4. 「表・表」「裏・裏」など、3度中、1度も「表・裏」にならない時はお願い事を変え再度、神様に聞いて聖杯を落としましょう
  5. 神様からOKが出たら、長いおみくじの棒を全て持ち上げ、ストント落とし残った番号のおみくじをいただきます

 

おみくじの箱から自分の番号のおみくじを取り出します。本殿の右側にある「解籤處」で詳しく説明を受ける事もできます。不定期ですが日本語が可能なスタッフもいるようです。

漢字で書かれているので、何となく読めるような来もしますがやっぱり難しいですね。完全な翻訳は無理だけど「LINE中国語(繁)」を使えば多少の意味は分かるので、試してみてはいかがでしょう!

台湾旅行に便利なアプリ「LINE中国語(繁)」翻訳機能が優れ物だった!
「LINE中国語(繁)」を使うと自動的に「中国語⇔日本語」に翻訳される優れもの。海外の友だちとのLINEも、わざわざgoogle通訳機能を使わなくても瞬時に翻訳されるので、ストレスフリーで楽しめます。




沢山の種類のお守りが販売されています

龍山寺は神様が多いので、お守りも沢山販売されています。欲しいお守りの番号を伝えるだけで購入できます。



観光名所としても有名な龍山寺ですが、恋愛の神様以外にも「学問、商売、子宝」など沢山の神様が祭られているので、自分にあった神様にお願いしてみてはいかがでしょう。

龍山寺周辺を散策

龍山寺参拝後に周辺を散策してみました。小雨が降ったり止んだりする天気でしたが、龍山寺を挟んだ公園では運動をしている人や、お年寄りが集まって世間話しています。








「新富市場・東三水街市場内」では、お肉や魚がズラリと並び、朝早くから地元の人が買物をしています。地元の人が買物をする市場なので、お土産品などは販売されていませんが、食材やお惣菜など、普段の食生活がのぞけて楽しいですよ。

月下老人もいる台北最強の恋愛パワースポットとして有名な龍山寺ですが、豪華な作りの「中国宮殿式廟宇建築」も見どころのひとつです。

また地元の方が熱心に信仰するお寺なので、参拝方法を事前に予習するか、参拝する人のマネをするのがいいかも。くれぐれも失礼のないよう参拝しましょう!

【龍山寺の周辺情報】

▼龍山寺から歩いて約5分の禾順商旅/Your hotel

台北「禾順商旅/Your hotel」日本語が話せて龍山寺や夜市が近いホテル
龍山寺から歩いて5分ほどの場所に建つ「禾順商旅/Your hotel」はフロントに日本語が話せる人がいるので、英語や中国語が話せなくても大丈夫!しかも、ホテルの目の前で夜市が開催されるので夜遅くまで楽しむ事ができます。

▼龍山寺から歩いて約2~3分の夜市

台北「華西街観光夜市&廣州街觀光夜市」セットで楽しめる夜市
台湾の夜の楽しみと言えば夜市です。大小さまざまな夜市が開催されているので、全ていく事はできません。今回は隣接する2つの夜市を紹介します。

▼龍山寺からタクシーで約15分で行ける、もう一つの恋愛の神様

台北「霞海城隍廟」運命の人に出会える縁結びの神様
日本人に人気がある恋愛のパワースポット霞海城隍廟。ステキな出会いを求めるために、まずは恋愛の神様「月下老人」へのお参り方法を覚えてから訪れましょう。ここでは参拝方法を詳しく紹介しています。

 

龍山寺の詳細・マップ

正式名称:艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)
住所台北市広州街211號
解放時間6:00~22:00
アクセス地下鉄MRTの板南線「龍山寺站」1番出口から徒歩約1~2分


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