台南「赤崁楼 」歴史好きな人におすすめの有名観光スポット


台南で有名な観光地と言えば「赤崁楼 (せきかんろう)」ではないでしょうか。明永暦7年(1653年)に当時、台湾南部を占領していた、オランダ人によって建てられ「普羅民庶城(プロヴィンティア城)」や「赤嵌楼」「紅毛城」とも呼ばれていました。

1862年の台湾中南部の大地震で倒壊しましたが、日本統治時代に修復さるなど日本とも関りがあります。現在は赤崁楼の変遷を学べる資料館となっていますが、台湾の歴史を知る上で重要な場所です。

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赤嵌楼のアクセス

台南駅からバスで訪れる場合「3号、5号、88号、99号」のバスに乗り、赤崁樓バス停下車、直ぐ前が赤崁樓の入口になります。台南駅からタクシーを利用する場合は、約5分(約90元/約337円)かかります。


赤崁楼のチケット

入場料:大人50元(約187円)、子供25元(約93円)ですが、台南の主な観光スポットで使える「古蹟pass券」も使えるので、「赤嵌樓、安平古堡、億載金城、安平樹屋、定情碼頭徳陽艦園区」の5か所を巡る場合は古蹟pass券(150元/約562円)がお得です。




古蹟pass券(150元/約562円)は「赤嵌樓、安平古堡、億載金城、安平樹屋、定情碼頭徳陽艦園区」の窓口で購入できます。

見学前に歴史を勉強しましょう

1653年に建設されてから「オランダ統治、明鄭時代、清代、日本統治時代」とさまざまな時代を経て、1983年に国家一級古跡に指定された台南を代表する建物です。

建物内はそれほど広くないので約30分もあれば見学できます。しかし詳しい内容が分からないまま見学した場合「歴史的な建物」「ライトアップがキレイ」などの感想で終わってしまうのでないでしょうか。

台南を代表する建物なので、せっかく訪れるなら歴史を学んで行った方が何倍も楽しめますよ。ここからは、私が知っている範囲の歴史を紹介します。

文昌閣

1886年、台湾知県によって教育振興のために建設されました。1階には文化財陳列室、2階には魁星爺が奉られています。



魁星爺は、かつては「試験の神」と言われ、今日では試験合格を祈願する信仰の対象となっています。

魁星は北斗七星を自然崇拝したもので、右手には辰砂の筆、左手には墨床を握り、右足で大亀の頭を踏みつけ、左足で星を蹴る姿をしています。これらは「一等賞を取る」「試験合格」を意味しています。

海神廟

1875年、牡丹社事件をうけ、海神の庇護を受けるために建立されました(牡丹社事件:台湾南部に漂着した宮古島の住民54人が、牡丹社を名乗るパイワン族に殺害されました)




1Fには中央にはオランダ軍を駆逐した鄭成功の肖像画が飾られ、赤嵌楼の略史や古い地図、オランダ条約などが展示されています。


2Fには清朝が台湾を統治していた時代の写真や、船の模型などが展示されています。



2Fのベランダから伝統的な歇山重簷式の屋根が見え、その上には生き生きと水の中を踊る、鯉の造型が飾られています。

瓶型の門

1Fの後方の壁には「平穏無事」と言う意味の門があります。門の上にはウサギと芭蕉の葉が飾られていますが、共に縁起の良い図案とされています。


足の折れた石馬の伝説

鄭成功のお墓を守っていた石馬でしたが、鄭成功のお墓が福建省に移された後、別の人が埋葬されました。

石馬はその墓を守ることを拒み、逃げ出して田んぼを歩き回りメチャクチャに踏み潰してしまいました。その事に怒った農民に足を切られ、今の姿になったと言われています。


御贔屓碑

庭園には亀が背負った石碑が9枚並んでいます。1786年に起きた「林爽文事件」が収拾され、その事を喜んだ乾隆帝が書いた賞賛の内容が刻まれています。


龍が産んだ9匹の子のうち1匹で重いものを背負う事を好み、亀の形をしている贔屓が背負ったという伝説が由来しているようです。

鄭成功和議の像

庭園前に「鄭成功に降伏するオランダ人」の銅像が建てられています。オランダ人を駆逐した鄭成功でしたが、熱病にかかり38歳の若さで亡くなりました。


鄭成功は長崎県の平戸市で、父の鄭芝龍と母の田川マツの間に生まれました。その後、父の故郷の福建省に移り住み、紆余曲折あってオランダ軍を討ち払いました。中国・台湾では孫文、蒋介石とならぶ「三人の国神」として尊敬されています。

台南の有名な観光地のひとつとして訪れましたが、歴史を調べてから巡ると、また違った印象になりますね。歴史ある建物や資料を見た後には、売店で買物をしたり庭園でゆっくり休憩するのも気持ち良さそう。

私は行く事ができなかったけど、夜はライトアップをするので、時間があれば昼と夜とセットで訪れてみてはいかがでしょう。

赤崁楼の詳細・マップ

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城)
住所台南市中西區民族路212號
営業時間8:30~21:30
休業日無休
入場料大人50元(約187円)
子供25元(約93円)
※古蹟pass券でも入場可です。
赤嵌樓、安平古堡、億載金城、安平樹屋、定情碼頭徳陽艦園区の5か所が巡れます(150元/約562円)
アクセスバス:台南駅から「3号、5号、88号、99号」に乗り赤崁樓バス停下車
タクシー:台南駅から約5分

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