広島の世界遺産「宮島」滞在2時間で観光&グルメを満喫する方法


世界文化遺産に登録された宮島の厳島神社(いつくしまじんじゃ)。平家物語にも登場する「平清盛」によって、現在のような規模の社殿に改装されました。

広島湾の北西部に位置する厳島(通称は宮島)には、フェリーに乗らないと訪れる事はできません。厳島神社と言えば海に浮かぶ真っ赤な鳥居が有名ですが、宮島には「厳島神社」や「大鳥居」しか無いと思っていませんか?

「厳島神社、大鳥居」の他にも「五重塔、豊国神社、大願寺、多宝塔、弥山、紅葉谷公園」や「宮島ロープウエー、町屋通り、表参道商店街」。また嚴島神社の出口から歩いて5分の所には「宮島水族館」もあります。

そんな見所いっぱいの宮島は旅館に泊まってジックリ観光したい所ですが、今回は2時間の滞在時間しかありません。2時間で訪れる事ができた「厳島神社、五重塔、豊国神社、表参道商店街」を紹介します。

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嚴島神社で参拝&御朱印をいただきます

フェリー乗り場から歩いて約10分で厳島神社に到着します。「松島・天橋立」とならび、日本三景のひとつとされる「宮島」は、海の青と松の緑が美しく、多くの人々を魅了しています。



宮島には多くの鹿が生息しています。鹿は古くから島に住み「神鹿(しんろく)」として神の使いと言われていました。

見た目がカワイイ鹿ですが、奈良のようにエサは売られていません。観光案内所の受付の人から、「地図やパンフレットを手で持っているとエサと間違って食べてしまうので注意して下さい」と言われました。

また、食べ物を狙って人を襲う被害もあるようです。観光客や住民からの苦情により、宮島では鹿へのエサやりは禁止されています。

鹿と人間の生活地域が近いため難しい問題ですが、とりあえず飲食は鹿のいない所で食べましょう。


1996年にユネスコの世界遺産に登録された厳島神社

厳島神社と一緒に弥山(みせん)の原始林も世界文化遺産に登録されています。ユネスコが定める6つの登録基準のうち、4つを満たした事で登録されました。

【厳島神社が条件を満たした基準とは】

・人類の創造的傑作
・価値観の交流
・伝統的集落、環境とのふれあい
・出来事、伝統、宗教、芸術的作品、文学的作品との関連





海に浮かぶように建てられた「厳島神社」ですが、島全体が信仰の対象となっていたため、山から離された場所に建築されたと言われています。

また「干潮」と「満潮」では見た目の雰囲気が異なります。海に浮かんだような「厳島神社」を見たい方は「満潮」がオススメです。「干潮」の時は大鳥居の所まで歩いて行く事ができます。

滞在時間が短い場合は、宮島観光協会「年間潮汐表」に訪れる日時を入力して、訪れる時間帯の潮の状態を確認しましょう。



御本社の前になる授与所で「御朱印」を300円で書いていただきました。厳島神社の神紋が押印されていますが、神紋の意味は「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」です。

また、授与所では「おみくじ」を1回100円で引くことができます。せっかく厳島神社に来たので「運試し」で引いてみてはいかがでしょう。



高舞台(たかぶたい)の前には板敷きの平舞台(ひらぶたい)があり、さらに進むと火焼前(ひたさき)があります。

こちらの場所では平清盛によって宮島に伝えられた「舞楽(ぶがく)」が開催されます。舞楽の他にもコンサートやライブなども行われているので、参加を希望する場合には宮島観光協会のホームページで日程を確認しましょう。



「反橋(そりばし)」を少し進むと出口が見えてきます。厳島神社は参拝入口から出口まで一方通行になっています。「御朱印を貰い忘れた!」と思っても戻れないので、くれぐれも見忘れのないよう進みましょう。


大願寺は「日本三弁財天の一つ」で厳島神社の「修理や造営」を担当していました

厳島神社の出口前に建つ大願寺(だいがんじ)は江ノ島・竹生島と共に「日本三弁財天」と言われています。また、明治維新まで厳島神社の「修理や造営」を担当していました。



豊臣秀吉が建立を命じた「豊国神社」は畳857枚分の広さ

豊臣秀吉が毎月一度、千部経を読誦するため政僧・安国寺恵瓊に建立を命じた大経堂です。ただし秀吉が慶長3年(1598年)に亡くなったため、未完成のまま現在に至っています。




昇殿料100円を払い靴を脱いで中に入ります。畳857枚分の広さがあることから「千畳閣」と言われていますが、名前の通りとても広く壁がないので風通しが良い。夏場は休憩場所として最適ですね。

沢山の絵馬が掲げられていますが、この絵馬は厳島神社の回廊に掲げえられていました。その絵馬が明治時代にこちらの場所に移されました。



祭壇の後ろに巨大な「しゃもじ」が飾られていました。表参道商店街でも沢山の「しゃもじ」が売られていましたが、そもそも宮島で何故しゃもじが売られているのでしょうか。

宮島の杓文は光明院の修行僧・誓真によって考案され、島民に教えたのが宮島杓文の生産が始まったと言われています。御山の神木を使って作られた「しゃもじ」で御飯をいただけば「ご神徳を蒙り福運をまねく」という誓真上人の高徳とともに、宮島杓子の名声は世に広く宣伝されています。

また「勝ちを召し取る(=飯取る)」「カチカチ(=勝ち勝ち)」と鳴る音から、祈願杓子としても人気です。


五重塔の初層の内部は唐様で色彩も鮮やか

豊国神社の直ぐ隣に建つ五重塔は、残念ながら一般の見学はできません。高さが27.6メートルもあるので、遠くからでも良く見え絵になります。




龍の髭のように長い樹齢200年の「龍髯の松」

五重塔から桟橋方面に向かう階段を下ると「龍髯の松(りゅうぜんのまつ)」と「お茶屋」があります。樹齢200年の松が龍の髭のように、横に長く伸びていました。


お茶屋さんの目の前に長く伸びた松を見る事ができるので、歩き疲れた時は、松を見ながら一休みするのも良さそうです。

表参道商店街(清盛通り)で食べ歩き&お土産購入

お土産屋さんやお食事処が沢山並ぶ「表参道商店街」。宮島と言えば「あなごめし」や「カキフライ」が有名ですが、滞在時間が短いとお店に入って食べている時間がありません。

そんな時間がない方は宮島名物を「食べ歩き」してはいかがでしょう。「揚げもみじ」「牡蠣カレーパン」「あなご竹輪」「穴子まん・牛まん」「ジェラード」「牡蠣クリームコロッケ」など、食べ歩きできるグルメが沢山あります。


宮島名物「揚げもみじ」出来立てのアツアツをいただけます

広島のお土産として人気のある「もみじまんじゅう」ですが、もともと宮島の紅葉の名所「紅葉谷」にちなんで名前が付けられました。



1個180円の「揚げもみじ」は「あんこ・クリーム・抹茶」とあり、注文してからその場で揚げてもらえます。

食べ歩き用にと考案された「揚げもみじ」。もみじ饅頭に天ぷらのような衣をつけて揚げてありますが、お饅頭の天ぷらって不思議な食感ですよね。


焼き牡蠣のお好みの味は「レモン派」「醤油派」「バター派」

清盛通り沿いには「焼きカキ」を、テイクアウトしてくれるお店がいくつかあります。その焼いたカキは店先や店内で食べる事ができます。



お店によって値段は異なりますが、2個で400~500円ほどです。注文の時に味を選ぶことができました。私は「レモン」を選びましたが、アツアツの牡蠣はぷりぷりして美味しい!




食べ歩きでも十分お腹を満たすことはできますが、やっぱり時間があればお店に入って宮島グルメを満喫したいですね。


もみじまんじゅう発祥の地「宮島」には沢山の種類が販売されています

もみじ饅頭で検索すると「にしき堂・やまだ堂・藤い屋」など、人気のメーカーがランキングの上位に表示されます。人気があると言っても、味の違いが分からないので、まずは「試食」して好きな味を決めましょう。


宮島では、店内で焼かれた「もみじまんじゅう」や老舗メーカーの「もみじまんじゅう」など、沢山の種類の「もみじまんじゅう」が販売されています。

人気ランキングに登場するメーカーの「もみじまんじゅう」が、どれほど美味しいか正直わかりません。宮島以外でも購入できますが、せっかくなので発祥地で買いたい!

試食が用意されたいる商品を食べて、結局、藤い屋の3種類入りの「もみじまんじゅう」と山田屋の「桐葉菓(とうようか)」を購入しました。

購入する予定の無かった「桐葉菓」でしたが、生地がモチモチで物凄く美味しい!冷蔵庫に入れても固まらないので「冷やし」やオーブンで「焼いても」美味しくいただけます。

宮島へのアクセス方法

宮島へは船(フェリー)に乗らないと渡ることができません。宮島口から「JR西日本宮島フェリー」「宮島松大汽船」で渡るのが定番のルートですが、わざわざ宮島口に行かなくても、広島市内から直接、宮島に船で行く事ができます。

「JR西日本宮島フェリー」「宮島松大汽船」と比べると運賃が高くなりますが、移動が面倒くさいと言う人はオススメです。


宮島口からは「JR西日本宮島フェリー」「宮島松大汽船」の2社が運航が毎日運行しています

会社によって多少異なりますが、朝6時台~夜22時台まで宮島まで毎日運行しています。料金も片道180円と安く、乗船時間は約10分です。




宮島のフェリーターミナルには観光案内所があります。宮島に初めて訪れた場合には、こちらで「宮島の案内絵図(イラストマップ)」や観光マップを貰いましょう。

また宮島内の交通手段は基本的に「歩き」となります。大きな荷物は負担になるので、ターミナル内にあるロッカーに預けましょう。



【JR西日本宮島フェリーまたは宮島松大汽船のアクセス方法】
広島駅より路面電車またはJR山陽本線に乗り宮島口下車(路面電車約75分/片道260円、JR山陽本線JR約28分/片道410円)。フェリー乗り場まで歩き「宮島行き」に乗船(乗船時間約10分、片道料金:大人180円)


広島市内や呉から高速船で宮島に来る方法

「原爆ドーム」「プリンスホテル」「広島湾」「マリーナホップ」「呉」などから宮島行きの高速船が出ています。宮島口から出航するフェリーに比べると金額が高くなりますが、滞在時間が短い場合や移動が面倒な人にはオススメです。



今回「ひろしまリバークルーズ」で運行している高速船「マリーナホップ⇔宮島」に乗って訪れました。マリーナホップから宮島までは片道約25分。往復の料金は2,000円です。

広島駅からマリーナホップまで約37分(運賃260円)かかります。今回「ひろしまリバークルーズ」を利用した理由は宿泊していたホテルから近い事と、最大の理由は「じゃらんnet」から予約ができたことです。

貯めていたポイント以外にタイミングよく「じゃらん限定ポイント」が付与されていたので、往復2,000円の料金は実質無料で乗る事ができました。

何ヶ月に1度「じゃらん限定ポイント」が付与されていることがあるので、「じゃらんnet」に登録がある方はポイント状況を確認してみてください。

>>じゃらんnet「ひろしまリバークルーズ」



「ひろしまリバークルーズ」以外では、「瀬戸内シーライン」が広島⇔宮島まで高速船が運航しています。宮島までは「広島港⇔宮島(片道1,850円)」

その他にも「呉⇔宮島(片道2,000円)」「グランドプリンスホテル広島⇔宮島(片道1,850円)」なども運行しています。※往復で利用の場合「1日フリーパス(3,300円)」がお得です。

また、アクアネット広島では「世界遺産航路」として原爆ドーム(元安橋のたもと)⇔宮島まで運行しています。料金は往復3,600円(乗船時間45分)となります。

高速船の料金は一番高いけど、原爆ドーム近くに宿泊した場合、宮島までのアクセスは一番良さそうです。

「時間を取るか」または「料金を取るか」。自分にあった方法で宮島を訪れてください。

宮島(厳島神社)の詳細
所在地広島県廿日市市宮島町1-1
参拝時間午前6:30~午後18:00(閉門時間は下記の期間で異なります)

01/01~01/05 状況による
01/06~02/28 17:30まで
03/01~10/14 18:00まで
10/15~11/30 17:30まで
12/01~12/31 17:00まで
昇殿初穂料 大人300円 高校生200円 中・小学生100円
御朱印300円
アクセス広島駅→JR宮島口駅(約28分/料金410円)または広島駅→広電宮島口(約75分/260円)
宮島口からは「JR西日本宮島フェリー」「宮島松大汽船」のいづれかに乗り宮島桟橋(約10分/180円)

【その他:高速船】
○ひろしまリバークルーズ「マリーナホップ⇔宮島(約25分/往復2,000円)」
○アクアネット広島「原爆ドーム⇔宮島(約45分/往復3,600円)」
○瀬戸内シーライン「広島港⇔宮島(約22分/片道1,850円)」
○瀬戸内シーライン「プリンスホテル⇔宮島(約24分/片道1,850円)」
※往復で乗船する場合「1日フリーパス/3,300円」がお得です。
※行きと帰りでは経由する場所が変わるので、乗船時間が異なります。

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