秩父三大神社(三峯神社・秩父神社・宝登山 神社)のひとつとして数えられ三峯神社は、秩父の三峰山(標高1,100m)の山頂に鎮座し、強い気が流れているため、生半可な気持ちで行くと強いパワーに負けてしまうと言われています。
2015年になり、今年1年の「ご利益や運気UP」をいただきに初詣に訪れました。予想はしていたけど山頂の道路は大渋滞。
しかし、天気も良く山頂からの眺めもキレイで、物凄いパワーをいただけたような気がします。
三峯神社行きのバス停乗り場
西武秩父駅から西武観光バスに乗って三峯神社へ向かいます。10時10分のバスに乗るため少し早く5番バス停で並んでいましたが、あっと言う間に大行列になりました。
初詣に行く人で大行列の中、バス会社の人が全員座って行けるよう、臨時のバスを1台出してくれるとアナウンスがありました。急行でも75分かかるので、座って行けるのはありがたいですね。
こちらの「初詣お年玉福引券」はバスを待っている間に、バス会社の人から配られた引換券です。三峯神社で行われている抽選会で使います。
三峰口駅から更に大勢の人が乗ってきたので、満員状態のまま三峯神社へ到着。バス停まであと少しの所で渋滞でまったく動きません。
このまま乗っていても到着する気配がないので、少し手前で降りて歩いて神社へ行きました。
ちなみに、AM10:10発の便でバス停まで約300~400mほとの渋滞でしたが、帰る頃には更に渋滞が伸びて約1km先まで大渋滞となっていました。
三峯神社へ初詣に来る方は、午前中の到着をオススメします。
三ツ鳥居の手前にある「大島屋」では、店先でお饅頭などが販売され、店内では軽食を食べる事も出来ます。
三ツ鳥居(みつとりい)
バスを降りて約10分ほど歩いて三ツ鳥居に到着しました。鳥居の両サイドに小さな鳥居があり全国的にも珍しい形です。
随身門(ずいしんもん)
三ツ鳥居から雪が残る参道を歩いて、随身門に到着しました。1691年に建立し1792年に再建され、さらに1965年に改修されました。当初は青銅鳥居(拝殿正面)付近に建立されていたという記録が伝えられています。
随身門を進むと日陰になっていうためか、先ほどと違い空気がヒンヤリしています。雪が残っているため滑らないよう慎重に歩きます。
青銅鳥居
1845年に建立された鳥居の柱には奉納者が刻印されています。その中には講談や歌舞伎の「塩原太助一代記」でおなじみ江戸時代の豪商初代塩原太助の名も刻まれていて、三峯神社の見所の一つとされています。
拝殿&手水舎
1800年に建立され1962年に改修された拝殿は、色鮮やかな彫刻が綺麗ですね。拝殿の周囲も全て同じように彫刻がなされていました。
こちらは手水舎ですが、参拝者が身を清めるための水がありません。標高1,100mと高いので、手水舎の水も凍結してしまうため、冬の間はこの串を代わりに利用しています。
置かれていた説明書には「凍結のため水の使用が出来ません。この祓い串を左右左にふってお清めの上ご参拝下さい」と書かれていました。
臨時の授与所
拝殿の直ぐ横には臨時の授与所が出来ていました。オオカミやアニメなど可愛らしい絵馬の横に、他では見た事のない「逆さ厄除け絵馬」が置いてあります。厄が逆さの状態になるので、何だか効きそう。
社務所で御朱印を頂きました。初詣客で混雑しているので引換の札を渡され、少し待って頂いた御朱印は300円です。
パワーを頂ける神木
三峯神社内には触れるとパワーを頂ける神木があります。全国から参拝者が集まる人気スポットには、20人程の人が並んでいました。
神木より発する「氣」は活力そのものです:神前にお参りの後、三度深呼吸をし神木に手を付けて祈って下さい。静かに神木から「氣」をいただき、それぞれのお守りを常に身に付けお元気な日々をお過ごしください(尚、お守りは授与所でお受け取り下さい)
約10分ほど待って順番が回って来ました。説明通り3回呼吸をして神木に手を当て祈りましたが、並んでいる人皆に見られちょっと恥かしいので、急ぎ祈りを言って終わらせてしまいました。
縁結びの木
拝殿から5分ほど歩いた所に「縁結びの木」があります。日陰の道のためか先ほどより気温が下がったような気がします。
鳥居の上に2本の木が一つに合わさっているのが見えますか?御神木にすてきな人と結ばれるようお願いをし、好きな人の名前を備え付けの紙に書いてお納めします。
福引引換所
行きのバス停でもらった福引券を持って、拝殿近くにあるテントで福引をする事がでました。お正月なので特別に開催されているとは思うけど、神社で福引ができるなんて珍しい。
福引の結果、私が当たったのは「三峯神社」と書かれたお箸でした。神社の名前が入っていて、ここでしか手に入らないので良い記念になりました(写真を撮り忘れたので電車内で撮影)
興雲閣/日帰り温泉
三峯神社に併設された宿泊施設ですが、「三峯神の湯」は日帰り入浴が出来ます。時間もあるので温泉に入って行く事にしました。
大浴場のみの浴槽でボディーソープ・シャンーインプリンス・ドライヤーと簡素な設備のみでしたが、参拝で冷えた体には熱めの温泉が嬉しい。体がポカポカしていつまでも冷めませんでした。
受付で600円を払ってエレベーターで、三峯神の湯に向かいましたが、入浴券など渡されず確認する人もいません。かなりゆるいシステムですね。
温泉で体が温まったので、境内を散策して帰る事にしました。拝殿まで戻り右に進むと23社の摂末社が並んでいます。ここには三峯神社ゆかりの深い神様を奉っています。
遥拝殿へ続く階段を上り神社内で下界が一望できる、唯一の場所に到着しました。ここから強い気を放つ三峰の山々を一望できます。
犬茶屋の山麓亭
三ツ鳥居まで戻り更に進むと犬茶屋の山麓亭があります。店の前では魚や芋でんがくが焼かれ、店内にはお土産や軽食が食べられます。
バスの出発まで30分も時間はあるけど、座って帰りたいので早くバス停向かう事にしました。考える事はみんな同じで、既に大行列です。
前から30番目前後なので座われないと諦めていたところ「皆さま座って行けるように通常便1台と臨時便2台を出す予定なのでもう少しお待ちください」とバスの運転手さんからアナウンスがありました。
渋滞にはまりバスの到着が遅くなりましたが、その間、バスの運行状況を調べ随時説明してくれた西武バスの運転さん、ありがとうございました。
正月早々、いい人に出会えるといい気分になりますね。
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詳細・マップ
三峯神社(みつみねじんじゃ) | |
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住所 | 埼玉県秩父市三峰298-1 |
TEL | 0494-55-0241 |
アクセス | 西武鉄道・特急レッドアローで西武秩父駅まで約80分。西武観光バスに乗り換え三峯神社行き(急行)で 約75分、または秩父鉄道「三峰口」駅からバスで約50分 |
日帰り温泉 | 三峯神の湯 利用時間:10:30~19:00 (土・日・祝日によって時間の変更有) 料金:600円 |
公式ホームページ | 三峯神社 |
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