1度は行きたいと思っていた十分のランタンフェスティバル。ツアーは料金が高いため、会場までリムジンバスを利用して個人で行く事にしました。想像より簡単だったアクセス方法を紹介します。
打上げ会場へのアクセス方法
個人で平渓天燈節の会場に行く場合【鉄道:平渓線十分駅】【バス:動物園駅からシャトルバス】の2つの方法があります。それぞれ下車後、会場まで電車は約20分、バスは約10分ほど歩きます。
木柵動物園→平渓(十分)までの有料シャトルバスの乗り方
MRT動物園駅の改札を出ると、シャトルバスの案内板が設置されています。案内板の矢印にしたがいエスカレーターに乗ってください。
地上に降りたあと、約50メートルほど歩くとシャトルバスのテントがあります。【立位/立って乗る】【座位/座って乗る】のいづれかの列に並び、50元(約183円)支払ってバスに乗車します(現金またはEasy card/悠遊卡が使えます)
13時過ぎに座る方の列に並びましたが、約10分ほどでバスに乗る事ができました。しかも、立位は封鎖されすべての人が座ってバスに乗れました。今年はコロナウイルスのため観光客が減り、通常より観光客が少なかった影響かもしれません。
平渓(十分)バス停下車し会場まで約10分ほど歩きます
木柵動物園前から約1時間30分ほどバスに乗り、平渓(十分)のバス停に到着。そこから約10分ほど歩くと、平渓天燈節の会場に到着します。
平渓瑞三停車場の周りにテントがあり、体温チェックしないと先に進む事はできません。15時過ぎに到着したため、特に並ばずに先に進む事ができました。
三重県観光局のブース(テント)
通常、個人で打ち上げに参加する場合、会場で整理券を入手する必要があります。しかも、希望者が多いため早い時間に並ばないと、整理券の確保できません。
その整理券がなんと!三重県が新北市と観光協定を締結しているため、インターネットから応募するだけで、先着ですが入手する事ができるんです。しかも無料!
しかし、今回は募集に気づくのに遅れ、残念ながら打ち上げに参加できませんでした。
来年以降も実施するかは分かりませんが、興味がある方は10月または11月ごろに三重県観光局のサイトで確認してみてください。
<2020年応募内容>
・募集人数:240名(先着順)※天燈上げへの参加は無料です。
・申込締切:2020年1月21日(火)(ただし、定員に達し次第、募集を終了します)
<応募条件>
・現地集合、現地解散のため、ご自身で交通手段、宿泊等を手配できる方
・当日は、16時30分まで(時間厳守)に現地に集合
・日本からの旅行者
十分天燈廣場のトイレ/打ち上げ準備作業風景
ランタン打上げ会場のすぐ前に、十分遊客中心があります。ここにはカフェもありトイレもあります。トイレは大きく数も多くあるので、それほど待たずに利用する事ができました。
十分遊客中心ではボランティアが、ランタンフェスティバルの準備をしていました。
お揃いのブルーのブルゾンを着ている人達は学生さんでしょうか。もくもくとランタンの準備をして、会場に運んでいました。
平渓天燈節スケジュール
ランタンの打ち上げは合計10回。1回目の打ち上げは17時40分で、予定では20分間隔に1回のランタンが打上げされます。
ランタンの打ち上げの間には、ダンスや龍舞が披露されたり、女性の司会者が客席まで降りてきて、打上げ準備中のお客さんにインタビューしていました。
日本人の親子もインタビューされ英語で答えていました。流暢に話す英語、やっぱり語学力は必要ですね。
十分天燈廣場(十分停車場)
こちらがランタンの打ち上げ会場です。少し見れればいいと軽い気持ちで訪れましたが、16時頃に到着したため見学ライン(赤い旗と紐)の一番前に場所を取ることができました。
せっかく1番前になったので、打上げまでの約2時間、ずっと立ったまま待っていました。「ちょっと見れれば…」と言っていたのに、かなり気合の入った人ですよね。
本番まで立ちっぱなしでしたが、ダンスや龍舞のリハーサルを見ていたので、それほど苦痛はありません。
少し気なったのが、私は会場の正面に場所取りましたが、出入り口に近い左側は何度か警備員さんに動くように指示されていました。
結果、出入り口のすぐ近くは警備員さんが止まらないよう指示し、それ以外はその場で見学できました。今年と同じように見学OKになるか分からので、なるべく入口から離れた所で場所取りをした方が良いでしょう。
1回目のランタン打上げは待ち時間が長い
ボランティアの方たちが番号で書かれた場所に立ち、参加者がランタンに願い事を書いて、個々に写真撮影をして準備完了。そこからが長かった!
市長さんか区長さんか、関係者の方数名が挨拶するまで、その場で待機。願い事を書いてから20分ほど待たされたんじゃないかな。
この状態でずっと待っている参加者。海外の人も多いなか、挨拶する人は中国語なので何を言っているのかチンプンカンプン。
ランタンに火が入りやっと打上げ!と喜んだけど、空に打ち上がる前に燃えてしまったランタンもありました。せっかくの願い事を書いたのに残念。
右側に風が吹いていたためか、スポットライトにランタンが引っ掛かり、係員が必死に消していました。
これが1回ではなく何度も引っ掛かり、燃えるランタン。係りの人も大変ですね。
2回目のランタン打ち上げ
2回目も3回目もランタンに願い事を書いた後、関係者のインタビューなどがあり、多少の待ち時間がありました。
帰りの混雑の事を考え、打上げは5回まで見て帰りました。5回目くらいになると願い事を書いて直ぐに打上げ。早すぎて参加者が写真を撮る時間がありません。
1回目は待ち時間は長いけど、参加者がボランティアの人と楽しくお喋りしたり、写真を撮ってもらったり。待ち時間は長く寒いけど、色々な意味で記念に残りますね。
木柵動物園前までのシャトルバス
最後まで見ているとシャトルバスに乗るのが大変そうなので、打上げ5回目で帰りました。まず会場へ続く出入口が、入場する人と帰る人で大混乱。
人をかき分け進んだので、ここだけで10分以上かかりました。その後、降りたバス停の所まで移動。
「立位/座位」と歩く場所が分かれていたけど、次から次えとバスが到着するので、私の周りの人はすべて座って帰る事ができました。
たまたま今回は空いていたけど、本来はかなり混んでいると思います。
ランタン見学の注意事項
・とにかく寒い!打上げ1回目から見る場合は、厚い上着または風よけのジャケットが必須です。
・打上げが始まると会場出入り口は混雑するため、トイレは行けないと考えた方が良いです。
・雨が降る場合はカッパ必須(風よけにもなります)
・打上げ会場内には飲食を販売する出店はありません、入る前に購入してください。
・見学エリアの赤い紐の最前列にいない場合でも、打上げ4~5回目になると帰る人が多く、最前列で見学できる場合があります。その場合、舞台の正面の位置が良いでしょう。
詳細・マップ
2020年平渓天燈節/ランタンフェスティバル | |
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開催日 | 2020年2月8日(土) |
開催場所 | 十分天燈廣場 |
会場へのアクセス方法 | MRT動物園駅下車、木柵動物園前よりシャトルバスに乗り、会場近くのバス停下車。そこから徒歩約10分ほどで会場到着。シャトルバス:片道50元(約182円) |
公式サイト | 2020年平渓天燈節公式サイト |
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